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顔の部分だけ残る不思議
21日の日曜日、
お世話になっている
富士フイルム・吉村さんが
リーダーを務めている
写真洗浄プロジェクトに行ってきました。

東北でおこなったのではなく、
洗浄が進んでいなかった
水没したアルバムを東京に運び、
アーツ千代田3331という、
学校をアート展示施設に改造した場所の
体育館にて行いました。

このような写真洗浄ボランティアに
参加する、しないは、
各個人の予定もあることなので
予定が合う人が行けばよいと
思っていますが、
少しだけ気になったことがあったので
ブログに書かせていただきます。


水没した写真は、
水で傷むというよりは、
バクテリアの浸食により、
何層かになっている
感色層が上から溶けている状態でした。
感色層が溶けると
マーブル模様のようになってしまい、
水洗いをすると、
最下層(白い紙)を残して
画像が流れていってしまうのです。

エタノールを使って
バクテリアを消毒するという方法も
あるようですが、
今回の会場では、
水洗いと乾燥を行いました。
印画紙はそもそも
水で洗うという行程が必要ですから、
写真は紙ではありますが、
水で洗うことができます。


さて、今回洗浄をしていて、
みんなで一番驚いたことは、
「顔の部分のみ」残っている
写真が非常に多いことでした。

一番写したい顔の部分を
写真の真ん中に写しているから
顔の部分が残りやすいのかもしれません。
また、顔が残った写真に
目がいってしまうということも
考えられると思いますが、
写真の隅っこの方にあったり、
写真全部が壊滅状態なのに
顔だけが無事、という写真が
本当に多く、
それらの理由だけでは
説明できないものがあるなって
他の参加者の方とも
話していました。

中には「想い」という
言葉を使う方もいました。

アルバムはビニールの
保護シートをかぶせます。
頭を撫でるかのように、
かわいい我が子の顔を
ビニールシート越しに撫でたため、
写真の表面が密閉され、
バクテリアの侵入を防いだというのが
案外真相だったりすのかもしれません。

でも、これも「想い」ですよね。


洗浄しても
うまく救えなかった写真も
たくさんありましたが、
もしも、持ち主の方に戻ったら、
やはりすごく嬉しいなと思いました。


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by snap_magazine | 2011-08-22 18:39 | インフォメーション
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